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新築工事検討

投稿者：相談人投稿日時：2010/04/13（火） 21:28

新築時ｴﾈﾌﾘｰｼｽﾃﾑ施行を検討しております。HPよりﾒﾘｯﾄは十分理解できました、施工するうえでのﾃﾞﾒﾘｯﾄなど教えていただけると助かります。第一種で34坪の4LDkでの電気使用量・料金はどの程度になるのでしょうか？また乾燥しやすいく加湿器などが必要・ﾌｧﾝﾋｰﾀｰが使用不可・無垢の場合柱自体が呼吸できない・壁の中の空気が回らないなどが心配な点です。ﾒﾘｯﾄ・ﾃﾞﾒﾘｯﾄを知った上でさらに検討したいと思っております。

Re:新築工事検討

投稿者：KGK　HP担当投稿日時：2010/04/19（月） 10:41

御質問有難う御座います。
・施工する上でのデメリット
グラスウール方式等と比較すると、断熱材下地として構造用合板9mm以上を用意する必要があります。
但し、耐震強度を上げるので住宅としてはメリットです。
ユニットバスや電気配線等先に施工してしまうと本来の性能を出す事が出来ません。
充分な工程管理が必要になります。
施工には２－３日かかりますが、他の屋内作業と同時には行えません。
・高気密高断熱のデメリット
防音効果が高いため、外の音が聞きにくくなります。雨等気づくのが遅くなります。
湿度が50-60％になりますので、季節の変わり目などは乾燥気味になります。観葉植物や水槽などで調湿することを推奨しております。
柱－間柱部分は断熱材が無い状態となるため、外断熱工法に比べ劣ると言われています。熱損失などから考えると無視できるレベルで、構造上のメリットの方が高いと判断しております。

・計画換気装置の電気代
地域や使い方で変動はありますが、第一種熱交換型で大凡　１０００-１２００円です。
排気型の場合、熱を捨ててしまいますが、熱交換型はその熱量を電気代換算すると６０００円前後回収する事が出来ます。

・その他
乾燥対策は喉の弱い方は観葉植物、水槽等の設置を推奨しております。
ファンヒーターは酸素消費や過剰水分放出がありますので使わないで下さい。家全体で保温するため、電気方式で充分に暖まります。
現場発泡ウレタン断熱は柱の二面に接着されますので、柱の呼吸を妨げる事はありません。
壁の中の通気は必要の無い構造となります。使用するウレタンは水分を吸収しないため安全です。
木材の湿気は外壁の通気層を通って抜けてゆきます。

詳細につきましてはお問い合わせフォームも御活用下さい。
どうも有難う御座いました。

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